終焉の時。注意)個人的な意見です!
介護の仕事をしていて、何度も死に出会いました。
高齢者の死は基本安らかと言えます。
そこに行きつくまでが大変・・・
現代医療は素晴らしく発展しています。
技術を磨き続けたのだから当たり前の結果です。
しかし、法律は追いついていないと感じます。
長生きは悪い事ではないと思います。
でも「良い事」とも言い切れない。
この仕事をして、心底思いました。
「死に際は逃したくない」
無条件に生きる事に抵抗があります。
「生きる」と「生かされる」は別ですよね?
ただ、「無理やり生かされる」のは御免と言うお話です。
「胃ろう」「腸ろう」「経管栄養」「点滴」「人工肛門」「気管切開」
医療の力は凄すぎる。
「延命処置」素晴らしい技術です。
先人の努力の結果と言える代物だと思います。
認知症の高齢者に、これを拒否する事は可能でしょうか?
法的には可能でしょうが、現場では不可能に近いです。
認知症になる前、延命を拒否していた事実があったとしても
残されたご家族が強く延命を希望した場合
判断するのはどこですか?
「尊厳を尊重する」よく言われていますが
残念ながら、迷走していると思います。
延命処置の理由:「親に死んでほしくない」一般的でわかりやすい。
感情的にも理解できるし、道徳的に理解できる。
悪い言葉を付け加えます。
「年金高額だから死なれたら困る」
ある意味わかりやすい、客観的に納得できる。
「どうすればいいですか?じゃぁ延命で」
・・・・適当か。
延命処置をしたからと言っても、直後に亡くなられた方もいます。
しかし、多くの方が寝たきりで生活しています。
肺炎、尿路感染、慢性的な窒息「気切」、拘縮、褥瘡
俺は嫌です。
延命後のリスクが恐ろしい
高齢者になって、施設に入所し終焉を目指すとき
俺は断固延命を拒否したい