アルツハイマー型認知症男性
個人情報保護法等により、介護福祉士は自分が知りえた情報を公開してはならない。
と言う事で、グレーゾーンの荒業使います。
事例研究発表会
と言う物があり、それに協力頂いた情報を、一部修正して書きます。
個人情報とは個人を特定でいないと意味が無い。
尚且つ、発表会で公開された情報の引用です。
男性(仮に佐藤さんとする)
70代後半
自立歩行可(車椅子を利用していない)
意思疎通可(頷くorノーリアクション)
トイレ排泄可(尿失禁頻回)
基本椅子に座って過ごす。
声掛けだけだと、微動だにせず、声掛け+動作で歩行など可。
声掛けしないで、介助しようとすると、抵抗する。
半年以上介助してるが、肉声聞いたこと無し
ある日突然佐藤さんが喋る。
1日目
雑誌の富士山の写真を見て、佐藤さん「富士山だなー」
俺「!!!知ってるの!?」
佐藤さん「近くに住んでるからなー」
俺「いいね!俺富士山大好きだよ!」
佐藤さん、笑顔になる。
2日目
俺「佐藤さんおはよう!昨日の富士山の話の続きしようか?
佐藤さん「・・・・(無視)
俺「佐藤さん富士山しってる?
佐藤さん「・・・(無視)」
写真を見せる→佐藤さん「富士山だなー」
どうやら写真に反応するらしい。
わかってしまえば「回想法」で会話
犬の写真じゃ反応しない、家の写真でも反応しない
富士山だけ感法する。
よって、
富士山の写真→家→犬
佐藤さん「富士山だー」「庭があった」「犬飼ってた」
富士山先頭に他の順番入れ替えても、2手目に黙る。
会話ができることがわかったが、相変わらず
寝起き最悪、朝のオムツ交換必ず、俺の手を噛もうとします。
なんてことない、意思の疎通ができるだけで優秀すぎる。
追伸:夜勤明けで眠くてまともに書けない・・・
明日も日勤とりあえず、限界なので今から寝る。