介護福祉士51の気付いてしまったこと

超ポジティブ人間が、独自の目線で臭い物の蓋を開けます!臭い物に蓋したら腐るよ!腐る前に解決しよう!

利用者(認知症)とのコミュニケーション

今日は雨のせいか、若干寒い

いつもの格好だと風邪をひきそうなので注意

 

本日仕事中にあった出来事

利用者 女性(仮名:斎藤さん)

    アルツハイマー認知症

    車椅子(自走可)・立ち上がり可・歩行不可

    難聴(特に都合の悪い事は聞こえにくい)・極まれに普通に聞こえる

    リハビリパンツ利用、トイレ利用されるが毎回尿or便で汚染あり。

    汚染前にトイレに自ら向かうことは無い、トイレに向かう=もう出ている。

 

昼食後、定時トイレ誘導時間

職員A「斎藤さん、トイレに行きましょうか?」

斎藤「もう行きました」(約3時間前に朝の排泄、便尿汚染ありでリハパン交換)

職員A「お昼のトイレですよ。」

斎藤「行かないです、出てないもん。」

職員A、斎藤さんの車椅子を押してトイレへ

斎藤「何するのー!!いかないってばーーー(叫ぶ)」

トイレ内にて

職員A「パット交換するだけだから、立って下さい。」

斎藤「誰か助けてーーーー、痛い痛い痛いちょっとーーーー」

この間斎藤さん職員にパンチパンチパンチ、職員ただ声掛けしてるだけ

職員A「どこ痛いのー??ここに捕まって立てる??」

斎藤「お腹痛いから無理です!!」

職員A「お便所?トイレ座ります?」

斎藤「・・・」目を閉じ無視・・・1分ほど職員も無言

職員B無言で乱入職員A「よろしくー」

職員B斎藤さんの背中を無言で撫で、斎藤さんの手を取りトイレの掴まるバーに導く。

斎藤さんも無言で掴まり立ち上がる。

リハパン、パット便尿汚染あり、汚れないように下げて、そのままトイレに座らせる。

トイレでの排泄無し、無言で汚染物全て回収し、リハパンとパットを交換。

立ち上がってから交換終わるまで約2分

その後勝手に立ち上がったタイミングで、ズボンを上げる等の整容し車椅子に介助で座らせると・・・

斎藤「ありがとう」超笑顔

これにて排泄介助終了

 

ありふれた日常、「無言」も声掛けの一種です。

職員Aのタイミングが悪いわけでは無く、全く同じ対応でも、抵抗するときもあればしない時もある。

職員Bに対しても激しく抵抗する時もある。

職員AB共に打ち合わせは無い、何となく流れで動いてるだけ、正に日常だからお互いに声掛けする必要無し。

しかし、時には職員Aがヘルプを叫ぶ時もある。

AB二人がかりで抵抗されまくり、無理やりトイレに座らせる時もあるが、そんな後にも超笑顔でお礼言うこともある。

逆に全く抵抗なく終わったのに、最後の最後にキレて「余計なことして!!!」と

突然何の前触れもなく殴ってくることもある。

 

認知症とのコミュニケーションの一コマ

 

正解無し、たまに不正解あり。

目的は汚染物質を取り除き、清潔な状態にすること。

清潔な状態に戻せれば正解。

 

余りにも抵抗され過ぎて、時間を開けたり、対応する職員を変えてみたり

ダメなら自らトイレに行くのを待ったりもするが、待つのも汚染時間を延長するだけで

衛生面で考えたら不正解

 

状況に応じて、「優しく」または「無言」または「複数で強制」または「放置」等々

対応は様々 これら全てが「コミュニケーション能力」

 

あ・・・日付変わってる( ;∀;)連投記録が途切れた・・・ショック過ぎて書く気が消失してしまったので、今回はこれで終了。