利用者(認知症)とのコミュニケーション
今日は雨のせいか、若干寒い
いつもの格好だと風邪をひきそうなので注意
本日仕事中にあった出来事
利用者 女性(仮名:斎藤さん)
車椅子(自走可)・立ち上がり可・歩行不可
難聴(特に都合の悪い事は聞こえにくい)・極まれに普通に聞こえる
リハビリパンツ利用、トイレ利用されるが毎回尿or便で汚染あり。
汚染前にトイレに自ら向かうことは無い、トイレに向かう=もう出ている。
昼食後、定時トイレ誘導時間
職員A「斎藤さん、トイレに行きましょうか?」
斎藤「もう行きました」(約3時間前に朝の排泄、便尿汚染ありでリハパン交換)
職員A「お昼のトイレですよ。」
斎藤「行かないです、出てないもん。」
職員A、斎藤さんの車椅子を押してトイレへ
斎藤「何するのー!!いかないってばーーー(叫ぶ)」
トイレ内にて
職員A「パット交換するだけだから、立って下さい。」
斎藤「誰か助けてーーーー、痛い痛い痛いちょっとーーーー」
この間斎藤さん職員にパンチパンチパンチ、職員ただ声掛けしてるだけ
職員A「どこ痛いのー??ここに捕まって立てる??」
斎藤「お腹痛いから無理です!!」
職員A「お便所?トイレ座ります?」
斎藤「・・・」目を閉じ無視・・・1分ほど職員も無言
職員B無言で乱入、職員A「よろしくー」
職員B斎藤さんの背中を無言で撫で、斎藤さんの手を取りトイレの掴まるバーに導く。
斎藤さんも無言で掴まり立ち上がる。
リハパン、パット便尿汚染あり、汚れないように下げて、そのままトイレに座らせる。
トイレでの排泄無し、無言で汚染物全て回収し、リハパンとパットを交換。
立ち上がってから交換終わるまで約2分
その後勝手に立ち上がったタイミングで、ズボンを上げる等の整容し車椅子に介助で座らせると・・・
斎藤「ありがとう」超笑顔
これにて排泄介助終了
ありふれた日常、「無言」も声掛けの一種です。
職員Aのタイミングが悪いわけでは無く、全く同じ対応でも、抵抗するときもあればしない時もある。
職員Bに対しても激しく抵抗する時もある。
職員AB共に打ち合わせは無い、何となく流れで動いてるだけ、正に日常だからお互いに声掛けする必要無し。
しかし、時には職員Aがヘルプを叫ぶ時もある。
AB二人がかりで抵抗されまくり、無理やりトイレに座らせる時もあるが、そんな後にも超笑顔でお礼言うこともある。
逆に全く抵抗なく終わったのに、最後の最後にキレて「余計なことして!!!」と
突然何の前触れもなく殴ってくることもある。
認知症とのコミュニケーションの一コマ
正解無し、たまに不正解あり。
目的は汚染物質を取り除き、清潔な状態にすること。
清潔な状態に戻せれば正解。
余りにも抵抗され過ぎて、時間を開けたり、対応する職員を変えてみたり
ダメなら自らトイレに行くのを待ったりもするが、待つのも汚染時間を延長するだけで
衛生面で考えたら不正解
状況に応じて、「優しく」または「無言」または「複数で強制」または「放置」等々
対応は様々 これら全てが「コミュニケーション能力」
あ・・・日付変わってる( ;∀;)連投記録が途切れた・・・ショック過ぎて書く気が消失してしまったので、今回はこれで終了。